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2006.11.12

第1章 三吉の修行時代【2】

1日目:緊張のしっぱなしで、何が何だか解らない内に、

あっという間に、過ぎ去っていきました。

2日目:「よし、頑張るぞ」意気込みだけはあったのですが

何をしたらいいのか、どうしたらいいのか、訳も解らず

2日目も、あっという間に過ぎ去っていきました。

3日目:これが大変です。頑張って5時前に起きていた三吉も

さすがに疲れ、朝起きるのが大変辛くて、もう少し、もう少しと

布団と別れが辛く、とうとう5時半になってしまいました。

それから、慌ててご飯もそこそこに、現場へと急ぎ何とか

先輩達よりは早く着き、お掃除をして道具の手入れも

する事が出来ました。

毎日、少なくても先輩より1時間以上も、早く現場に行き

先輩達の仕事を隅から隅まで見る事が

三吉の、仕事の内の一つでした。

そんな中、毎日早く現場に行く三吉や幼馴染の次郎を

見て先輩から「そんなに早く来ないでくれ、俺達が格好

つかないじゃないか」とのお言葉が…

しかし、そんな事は聞く耳もたぬ三吉でした。

なぜなら、棟梁に初日に言われた言葉が

あまりに印象的で忘れられなかったのです。

さらに、棟梁は「仕事は盗んで覚えろ」とも言われました。

その当時は、今と違い、手取り足取りは教えては

くれませんでした。

ですから、何が何でも先輩より、早く行き自分が仕事が

出来ない分を埋め合わせしていたのかも知れません。

しかし、このような日々が一ヶ月も続くと

Sannkiti さすがに三吉も、疲れて「帰ろうかな…やめようかな…」

などと真剣に考えるようになりました。

でも、あの時 なけなしの金で、かあちゃんが買ってくれた

シチズンの腕時計を見ると「やっぱり、帰れない 頑張るしか

ない」っと歯を食いしばった三吉でした。

そんな三吉には、なぜか未だに頭から離れない 

歌があります。

三吉が集団就職列車に乗って上野駅に

来たと 言う事実は ありませんが

三吉の応援歌のような気がします。

その当時は、気にもしなかった歌です。

何時の頃からか、この歌が、三吉の18番となっていました。

♪何処かに故郷の 香りを乗せて ♪♪Photo_48

♪入る列車の懐かしさ♪♪

♪上野は おいらの心の駅だ ♪♪

♪くじけちゃならない 人生が♪♪ 

♪あの日 ここから始まった♪♪♪

♪ホームの時計を 見つめていたら ♪♪

♪母の笑顔になってきた♪♪

♪上野は おいらの 心の駅だ ♪♪

♪お店の仕事は辛いけど♪

♪胸には でっかい夢がある♪♪♪

今でもこの歌が、三吉にとっては、応援歌であり

心に響く歌です。

貴方には心の応援歌がありますか?

ある貴方も、ない貴方も

プチ、プチっとお願いします。

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三吉物語」カテゴリの記事

コメント

三吉物語じっくりと読みました。
お母さんから買ってもらったシチズンの時計・・・。
これを見て三吉(親方)も踏ん張って頑張ったから
今があるんだなぁって。

親方。又、三吉物語の続き希望します。

これを今の若い大工さん達に見せてあげたいなぁ
この話が本になる時は私は挿絵係になりますよぉん♪

投稿: こましゅん | 2006.11.12 21:44

仕事は目で盗め
あっちゃんも大工になった頃、親父からではなく、親父の親方、つまり、設計士さんのおとうさんで、じ~やんと呼んでいる方から言われた事があります。

現に、親父からはなにも教わる事無く、亡き兄やその他の大工さんのやる事を見て覚えました。

ある意味、我流の所も大変ありますが、10人いれば10通りのやり方があると思っているので、基本は、基本として覚えた上で、独自のやり方を現在行なっていますが、当時は、メモ帳片手に仕事をしていた事をよく覚えています。

三吉のように、朝早く現場に行く事はなかったですが(親父たちと一緒に行っていたので)やはり、仕事が出来ない分昼休みもご飯を食べたら直ぐに作業をしていました。

その時の癖なのか、今でも、昼飯後にノミを砥いだり、作業をしたりしてしまいますし、何処かに行けば、ついつい違う目線から、そこらの建物を見てしまいます。

所変わっても、職人の教え方は変わらないのですね。

しかし、今は、手取、足取り教えても辞めていく、悲しい時代ですね。

投稿: あっちゃん | 2006.11.12 23:11

今日の親方さんの記事を見て
明日からがんばろう!
って思った修行中の若者もいるはず!

私の応援歌はね
♪あなたの夢を~
 あきらめないで~♪

うん、明日からまた頑張ろう!

投稿: あいあいぜっと | 2006.11.12 23:52

おらは、親・兄弟・同級生・親戚に見送られ

盛岡から上野行の夜行列車に乗り込みました。

もう30年以上前のことですが、鮮明に覚えています。

応援歌ですか~?そんなのないよ~

好きな歌は、別れの歌ばっかし。。

吉田拓郎 「友達」

中島みゆき 「ほうせんか」

ふきのとう 「白い冬」

NSP 「さようなら」

投稿: ひでさん | 2006.11.13 00:36

>なけなしの金でかぁちゃんが買ってくれたシチズンの時計を見ると・・・

もうこの部分で嫁は・・・ぐっときてしまいます。
どんな時代でも子を思う親の気持ちと、親の自分を思ってくれている
その気持ちをわかってさえいれば、今の世の中のような悲しい事件ばかり
は起こらないんじゃないかなぁ・・・と思います。

続編も楽しみにしています。

投稿: しんちゃんの嫁 | 2006.11.13 14:29

仕事は盗んで覚えろ・・
職人の世界ではそう言われると聞きますが、
親方は本当にそうやって学ばれたんですね。
応援歌はその時々でありますね。
一曲ではありませんがあります。

投稿: kako | 2006.11.13 16:59

俺らは、長淵剛の「昭和」です。
昭和が終わって、平成になるころ、
僕は、すごく悩んでいた時期。
行き詰まっていた時期。
そんなとき、この歌が聞こえてきた。
♪♪悲しめば悲しむほど想いやれた
  悔しさは大きな力となり
  力はいつしか詩になる
  許せないのは自分となる

 夜明け前の街が静かに動き始めてる
 とうとう昭和の歴史が終わった♪♪

投稿: 伊知郎 | 2006.11.13 20:44

>こましゅん様

>この話が本になる時は私は挿絵係になりますよぉん♪

そんな日が来たらお願いします。``r(・_・;) ポリポリ

投稿: 親方 | 2006.11.13 21:12

>あっちゃんへ

あっちゃんの棟梁は三人もいたんだね。
自宅からの通勤で親と一緒ってのは
子供としてはどうなんだろう?
親方の息子も何時も一緒で
甘えがあるように思うんだけど!

投稿: 親方 | 2006.11.13 21:17

>あいあいぜっと様

みな色々な思いで活きているんだよな!
お互いに(;´ -`)(´- `;)頑張ろうね
(`^´)┘エイ!(`^´)┘エイ!(`□´)/オー!!

投稿: 親方 | 2006.11.13 21:19

>ひでさんへ

おらは見送りにいったよ
あの当時は金の卵なんて言われ
集団就職の為の特別列車が走ったんだよな~
こうして都会に出てきた人も
田舎に残った人も
一生懸命生きて来たんだよな~
まだ、頑張るよ
ひでさんも別れの歌ばっかり歌ってないで
く( ̄△ ̄)ノガンバレェェェ!!

投稿: 親方 | 2006.11.13 21:26

>しんちゃんの嫁様

この時計がその当時としては
最新式で自動巻きって言って
腕にはめて動かしていれば自動でネジがまける
ってやつでした。結構長く使ったよ!

投稿: 親方 | 2006.11.13 21:28

>kako様
職人の世界は厳しい!
だから少々の事は驚かないよ!

投稿: 親方 | 2006.11.13 21:32

>伊知郎様
歌っていいよね。
なんだか聞いているうちに
元気になったり、勇気がわいてきたり
不思議だよね。
人に何か言われるより
すごい力があるよね。

投稿: 親方 | 2006.11.13 21:35

>自宅からの通勤で親と一緒ってのは
子供としてはどうなんだろう?

個人的には、あまり気にしていませんよ~
仕事の段取り(道具や材料)は、早朝か夜にあっちゃんがしますが、基本的に朝は弱いので、夜しますかね~

朝の車の中で、親父に、あそこの収まりは、こうやっといて~って言ったり、図面渡したりしますし、解らない事や通り道で見た建物の収まりとか気いてますよ~(喧嘩もしますが)

親に付くいじょう、甘えはダブーではないかと、個人的に思っています。
でも、安心感はありますが・・・

息子さんも同じ気持ではないでしょうかね~
気にしなくてもいいんじゃないんですか?

投稿: あっちゃん | 2006.11.13 22:05

遅ればせながら〜
じっくり読んだよ。。。
「仕事は盗んで覚えろ」
これ、どんな職業にも
共通するような気がする。

ボーッとしてるだけじゃなんにも
始まらないよね。。。
(うちの社員にも読ませたい三吉修業時代!)

私の応援歌は〜

♪未来だけを〜見つめながら〜自分らしく生きてゆく〜♪
綺麗に心磨けば、きっと〜運命は笑いかける〜♪

投稿: | 2006.11.14 17:55

>姫様

>うちの社員にも読ませたい三吉修業時代!)

こんなものでよければ、ご自由に社員教育にお使い下さい。
これで。その気になったら今の若いもん大したもんだ。
今時通用しないねって言われそう。

投稿: 親方 | 2006.11.14 22:23

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