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2006.10.09

第1章 三吉の修業時代【1】

昔、昔一人の若造が

とある大工の棟梁の所に、かばん一つ持って

住み込みで弟子入りしました。

この若造名前は三吉といいます。

この棟梁の所にはすでに

二つ年上の兄弟子が二人いました。

一人が棟梁のご子息で昭太郎

もう一人が昭太郎と同い年の伝助がいました。

Gaki  そうしてもう一人兄弟弟子になる

同い年で幼馴染の次郎も弟子として

一緒に修業に励む事になりました。

三吉は初めて親元を離れての

修業の道へと旅立ったのでした。

この時、母親がなけなしの

金で、シチズンノの腕時計を買って

「頑張れ」と言って送り出してくれました。

初めての他人様での夕食の時

棟梁が我々新米弟子に向かって

言った言葉があります。

「まずは三日、三日もったら三ヶ月、三ヶ月辛抱したら

一年、一年頑張れたら三年」この様なお言葉を頂きました。

三吉は心の中で【そうか、三日か??】と思いました。

その当時三吉はこの三日に

大変苦しめられました。

たかが三日、されど三日

三日耐えると言う事は並大抵の事ではありませんでした。

まず、朝は5時前に起きて

庭掃除をして大型工具の手入れをして

朝食もそこそこに現場まで自転車で行きました。

自転車と言っても今のようにギアが付いて

いる訳ではありません。

この現場は自転車で30分位でしたが

現場によっては、当然もっと遠い所でも

自転車で行かなくてはなりません。

車が無い訳ではありません。

棟梁や職人は当然車で来ます。

バイクで通って来る人もいます。

が、新米の弟子は体力づくりもかねて

自転車と、ここの棟梁が決めていました。

現場には職人や兄弟子より

遅く行くなんて事は許されず

(棟梁に先輩より先に行って準備をするように言われていました、。)

7時前には必ず現場に着いて

まずは掃き掃除から初め

ノミを研いだり鉋を研いだりしていると

職人や兄弟子達が現場に8時少し前に

やってきます。

「おはようございます」

一人一人にまずは大きな声で

挨拶をします。

こうしてようやく1日が始まるのです。

 続く(何時になるか判らないが)

挨拶は何時の時代も

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三吉物語」カテゴリの記事

コメント

そうですよね
内の親父も3日もったら3ヶ月・・・3年もったら大丈夫と口癖のように言いますね~
丁度節目節目で壁に当る時期なんでしょうね

投稿: あっちゃん | 2006.10.09 20:46

三吉さんって、親方のことだよね。
石の上にも三年。
親子孫三代。
「三」って、不思議な数字です。
親子でがんばって、三代目で潰す。
なんて、よく聞きます。

投稿: 伊知郎 | 2006.10.09 21:26

そうやって苦労した修行時代があってこそ今の親方があるんですね。若い頃の苦労は買ってでもしろと言いますが本当ですね。子どもはやっぱり可愛ければ旅をさせないとね。素敵なお話でした。

投稿: kako | 2006.10.09 21:53

親方の大工修行時代の話ですね(感動)
続きがもっと読みたいです!
確かに挨拶って大事ですよね。
現場はやっぱり挨拶が大事だって
本当に思います。
色々な業者さんも入る訳ですしね。
三吉さんは頑張ったから今があるんだよね?
親方♪
続きも読みたいので
続編も希望します!

投稿: こましゅん | 2006.10.09 23:07

ちなみにこのテンプレート
とってもムーディで大人っぽいふいんきだねぇ
ちょっと洒落たバーで飲みたい気分に
なった私です♪

投稿: こましゅん | 2006.10.09 23:09

うう~(涙)感動して・・(涙)
何度 読み返しても・・涙が・・
パンツも買えないで、ふんどし・・
うう~ それも赤いフンドシ・・。。


こましゅんさ~ん♪

おらの弟は、コンクリート主任技師をやってるそうです~♪
こましゅんさんの現場の生コンは、弟の会社からでは?

投稿: ひでさん | 2006.10.10 17:43

氷まくらを返しに来ました〜
(殿、ありがとう!)

じっくり読みました。
殿だよね。。。
修行とは大変辛いもの。
技術だけではなく、行儀作法やら何やら
様々な事を学びながら成長するんだ。

親方の若かりし頃のお話を
もっと聞かせてくださ〜い♪
(うちの旦那も修行してました 苦笑)

投稿: | 2006.10.10 20:14

>あっちゃんへ

あっちゃんには壁があったのが~?

おら~は何年経っても壁が
迫ってくるダ~
未だに毎日が修業だよ!

投稿: 親方 | 2006.10.10 20:23

>伊知朗様

本当に
三代続くって事は難しい!!
(゜д゜)(。_。)(゜д゜)(。_。)ンダンダ

投稿: 親方 | 2006.10.10 20:26

>KAKO様

おら~の子供には旅が出来ませんと
言うか旅に出せません。
甘い親方です。
トホホでやんす

投稿: 親方 | 2006.10.10 20:29

>こましゅん様

三吉物語は又何時の日か書きたいと
思います。
まだまだ色々な事が有りました。
酔った勢いで書いてしまいました。

投稿: 親方 | 2006.10.10 20:32

>ひでさんへ

そうなんです。ふんどしは
上棟の五色の旗の赤を使い
マフラーは黄色を使い
青は次郎に盗られてしまいました。
残りは兄弟子に盗られてしまいまいた。
それでも素早い三吉は
2色もゲットしたのでした。
厳しい生存競争を生き抜くには
大変なんです。

投稿: 親方 | 2006.10.10 20:37

>姫様

風邪は治ったのが~?

元気になったのが~?

三吉物語を楽しんで頂けましたか?
又、何時になるか判らないが
気が向いたら書いてみようと思います。

投稿: 親方 | 2006.10.10 20:40

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